ドームの環境光を使わずScene Onlyでのライティング。
最初に知っておくべき4つのこと。
- デフォルト設定ではExppsure Value (露出値)が高くてライトが効かない
- デフォルトライトがある
- ライトの設置は「Create」から
- ビューポートとレンダリング後ではライティングの見え方が全然違う
設定
Render Settingsペイン > Editorタブ> Environment > Environment Modeを「Scene Only」にする。

Render Settingsペインがない場合は、上メニューの Window > Panes (Tabs) から。
ライトが効かない?
デフォルト設定では、ライトを設置しても効いていないように見えると思います。これはExposure Value (露出値)が13に設定されているからです。
Render Settingsペイン > Editorタブ> Tone Mapping > Exposure Value (露出値) を8~9にする。

各ライトの設定で、Luminous Flux (Lumen)がデフォルトの1500では光が弱いです。
Lightsペイン > Editorタブ > Light のLuminous Flux (Lumen)を10000~15000に設定しましょう。この値は豪快に上げても問題なく、1桁増やして100000で使いたい場合もあるかと思います。
ライトの種類
- DistantLight (ディスタントライト)
太陽光みたいなものです。
シーン全体を同じ方向と強度で照らす。 - PointLight (ポイントライト)
豆電球のように全方向の一定範囲を照らす。 - SpotLight (スポットライト)
そのまんまスポットライトです。狭い範囲を一定の強度で照らす。 - *HeadLamp (ヘッドランプ)
デフォルトライトです。シーンにライトを設置していない状態でのみ、デフォルトライトが機能しています。最初から明るいのはデフォルトライトのおかげ。ライトを置くと逆に暗くなる場合があるのは、デフォルトライトが無効になるから。
ライト設置
ライトの設置は上メニューの Create > New *** Light から行います。
Smart Contetからダブルクリックで設置する方法だと、1個目のライトに上書きされるため2個目のライトが置けません。

天井を切断してDistantLight (ディスタントライト)を当てる
室内を明るくするのは難しいです。
天井を切断してDistantLight (ディスタントライト)を当てるテクニックを知っておくと良いでしょう。
まず室内にDistantLightを置いても明るくなりません。
Texture Shadedでは明るく見えますが、レンダリング(NVIDIA Iray)すると太陽光は屋根に当たるので室内までは届かない。
DistantLightの矢印の位置から放射しているわけではなく、あくまで太陽光のような存在という事です。
左の画像: 室内にDistantLightを設置
右の画像: レンダリングすると明るくなるのは外だけ

手っ取り早い方法として、屋根を非表示する方法があります。
屋根を選択した状態で、 Parametersペイン > (Roof) > Display のVisibleをOffにする。
カメラに映らない屋根や壁を非表示にすればDistantLightが差して明るくなります。

屋根や壁が丸ごと消えると不都合がある場合もあります。
その場合、Iray Section Plane Nodeが便利です。位置を指定してスパッと斬る事ができる。
上メニューの Cteate > New Iray Section Plane Node… を選択。

半透明の板が出現します。
距離に関係なく、この板に沿って切断されます。
デフォルトでは上面側が切断されて消える。
例えば、↓このように板を置いてレンダリングすると、屋根がスパッと切断されて太陽光が差し込む。

Version 4.15.0.2 Pro Edition


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