MetaMixerで3体のフィギュアをミックス&整形

Daz Studio

MetaMixer Toolkitの使い方。3体のフィギュアをミックスする機能と整形機能があります。

使い方

ベースにするフィギュアをビューポートに呼び出す。
今回はGenesis 8.1 Basic Maleを呼び出しました。

Smart Contentペイン > Productsタブ にあるMetaMixer Toolkitを開く。検索欄に「Meta」と入力すれば、すぐ見つかります。

ベースにするフィギュアを選択した状態で、
Props > MetaMixer – Setupをダブルクリック。

ビューポートにカメラが表示されますので、ビューポートのカメラ設定を「MetaMixer Camera」にする。

見やすくなりました。

ミックスする3体のフィギュアを選択します。
位置は上がA、左がB、右がCです。
Shapingに4種類のフィギュアが用意されています。それぞれA~Cに割り当てられるようになっている。

今回は、
Holt 8 – Widget A
Nida 8 – Widget B
The Brute 8 – Widget C
を選択しました。
ビューポート上に各フィギュアのアイコンが表示されて、ベースとなっているGenesis 8.1 Basic Maleの顔も3体のフィギュアがミックスされて変化しています。

Sceneペインで、Genesis 8 Male > MetaMixer Camera > MetaMixer Widget Root を選択。

この状態でPowerPoseペインを開くと、MetaMixer用のUIになっています。

PowerPose内の顔の●をドラッグすると、ビューポート上にカーソルが表示され、3体のフィギュアのどれに近づけるかという操作ができます。

PowerPose内のTemplateをWidget_Blendingにすれば、パーツ毎に変更が可能。

対応フィギュアが別売りで魅力が弱い

Twitterの反応を見ると評判がイマイチなMetaMixer。
MetaMixer lang:ja | Twitter
その最大の理由は、ミックスする3体のフィギュアは別売りのアドオンのみに対応している事。自分が所有しているフィギュアを使ったりはできない。

現在、販売されているアドオンは男女7体ずつで計14体。
MetaMixer Mega Bundle | Daz 3D
しかも魅力に欠けるラインナップ。3体のフィギュアの「いいとこ取り」ができるシステムなのに、取りたいところがないフィギュアでは意味がない。

男女共用はできないので、
Genesis 8.1 Maleであれば、デフォルトの4体+アドオン7体。
Genesis 8.1 Femaleであれば、アドオンの7体のみ。
現状、かなり残念な状態になっている。

こういうのは洋ゲーでもありがちで、技術とかシステムは凄いんだけど、肝心のキャラクターにまったく魅力がなくてヤル気になれない感じ。
技術的な事情があって対応するための労力もあるから有料のアドオンなのは良いけど、キャラクターの魅力が弱い。特に不足しがちであるアジア系のお気に入りのキャラがミックスできるようになれば嬉しい。

ベースとなるフィギュアだけは自分が所有しているフィギュアを使用可能です。一部、動作しなかったですけど。

整形ツールとして使える

「3体のフィギュアをミックスできるツール」として見ると素材に不満があってゴミ扱いされても仕方ないですが、ABCに何もセットしないで整形ツールとしても使えます。

PowerPoseのTemplateを「_Move」や「_Scale」にして、ポイントをドラッグするだけ。
直観的に使いやすく、整形モーフが不要になると感じるほどでした。整形モーフだと全て英語で覚えるのが大変ですが、これは「絵」でわかるから良い。整形ツールとしては悪くないと思います。

ただ、まだリリースされたばかりで不完全さも感じますし、今後に期待というところ。

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