DAZ: Daz Studioの基本的な使い方

Daz Studio

Daz Studioを起動したばかりの初心者向けチュートリアル。

ダウンロードとインストールは省略しますが、

    1. DazCentral、DAZ Install Manager、DAZ Studioをダウンロード
    2. DAZ Install Managerで素材のダウンロード
    3. DAZ Studioを起動

素材のダウンロード→インストールはDAZ Install Managerを使ってください。

人型フィギュアを呼び出す

デフォルト設定だと左メニューにあるSmart Contentをクリック。
他にもタブが並んでいますが、これらをペイン(Pane)と呼びます。右上メニューにあるSceneも右下メニューにあるParametersもペイン(Pane)です。

ペインの位置はドラッグでカスタマイズできますし、 Window → Panes (Tabs) から追加もできます。ペインを閉じてしまった場合は、 Window → Panes (Tabs) から戻しましょう。
当ブログではVersion 4.15.0.2 Pro Editionのデフォルト位置のまま記事を書いています。初心者向けに「左メニューにあるSmart Content」「右上メニューにあるScene」と位置を書いていますが、バージョンによっては変わっている可能性もあります。

左メニューの上部に並んでいるFilesとProductsのタブがFilesになっている事を確認。
左端に縦に並んでいるメニューからFiguresを選択。すぐ右の枠に所有しているフィギュアの一覧が表示されます。
Figuresの左の▼をクリックすれば、より細かく分けられたフォルダが確認できます。

所有しているフィギュアをダブルクリックすれば呼び出せます。
今回は標準で付属しているGenesis 8 Basic maleをダブルクリックします。
中央の枠にGenesis 8 Basic maleが表示されました。

フィギュアには世代があり、Genesis → Genesis 2 → Genesis 3 → Genesis 8 → Genesis 8.1という進化をしてきました。

Viewport(ビューポート)

中央の枠をViewport(ビューポート)と呼びます。この空間自体はScene(シーン)と呼びます。つまり、Sceneに呼び出されたフィギュアをViewportに表示している状態。

Viewportの操作は右上のアイコンをドラッグorクリックして使います。それぞれ触ってみればどういうものかわかると思います。
基本的には左クリックのドラッグだけで使えますが、右クリック、Ctrl+右クリックで動きが変わるものもあります。

覚えておきたいショートカット操作は、回転(Ctrl+Alt+左クリック)と上下左右(Ctrl+Alt+右クリック)です。
これなら右上のアイコンを選択しなくても、ビューポート上でカメラ操作ができる。
拡大縮小はマウスホイールでもできます。

デフォルトで「Perspective View」と書かれているところの左の丸をクリックして開くと、DrawStyle Options Menuが表示されます。これはViewportのフィギュアをどのように描画するかのオプション。これも触ってみればどういうものかすぐわかる。デフォルトではFilament (PBR)になっています。人気なのはTexture Shadedです。最高画質がNVDIA Irayですが、無茶苦茶重いので編集作業には不向きです。

髪の毛と服の装着

右上メニューのSceneペインを見て、Genesis 8 Maleが選択されているのを確認。
このSceneペインで選択されている物に対してアクションを行います。例えばGenesis 8 Maleを選択した状態で髪型を呼び出せばGenesis 8 Maleに装着されますが、未選択で髪型を呼び出せば装着されずにSceneに存在する。

左メニューのSmart Contentペインを選択し、Filesタブになっているのを確認してHairを選択するとフィギュアの時と同じように髪型が表示されます。
注意点が1点、左下にFillter By Contextという項目があり、ここにチェックが入っていると選択されているフィギュアと同世代のアイテムのみが表示される。この機能は不必要でもあり、世代の違うアイテムでもAuto Fit機能で装着できますので、Fillter By Contextのチェックは外しても良い。世代が違うとAuto Fitが完璧ではない場合もありますから、同じ世代のアイテムだけを表示させる意味もある。

髪型をダブルクリックすればGenesis 8 Maleに装着される。同じ世代のアイテムであれば、これだけで完了。

世代の違う髪型をダブルクリックした場合、Auto-Fitオプションが表示される。Unsupportedとなっているところに髪型の世代を選択。人ではなく髪型の世代。
髪型の世代が不明な場合、髪型のアイコンを右クリックしてExplore Product(製品情報)を選択。

Product画像をクリックすると製品情報が表示され、その中にGenesis 2 Maleなどの世代が書かれている。

Auto-Fitオプションの下の「What type of item is it?(どのようなアイテムですか?)」も選択すればAuto-Fitの精度が上がるようです。髪型であれば Hair > Short Hair か Hair > Shoulder Length Hair(肩の長さの髪) にする。

こういう確認作業やAuto-Fitのズレの問題が面倒な場合は、Fillter By Contextにチェックを入れて同世代のアイテムのみを装着させましょう。

Dazの髪型を探す場合、Googleの検索で「Daz Hair」と検索すれば画像で見られるので探しやすい。

Daz: 女性用髪型『Manami Hair』の使い方

髪色を変える

髪の色を変える場合、髪に対してMaterial(マテリアル)を適用します。

右上メニューのSceneペインで髪型を選択。
今まではフィギュアを選択していましたが、髪色を変える場合は髪を選択する必要があります。

左メニューのSmart Contentペインを選択。
Smart Contentペイン > Filesタブ > Materials から髪色を選んでダブルクリック。

髪型の操作を覚えれば、服を着せたりポーズを変えたりも同じような操作でできます。

今回は髪に対して髪色のMaterialを適用しましたが、人に対しては目や唇や肌の色やメイクのMaterialがあります。

服を着せる

右上メニューのSceneペインでフィギュアを選択。
左メニューのSmart Contentペインを選択。
Smart Contentペイン > Filesタブ > Wardrobe から着せたい服をダブルクリック。

Smart Contentペイン > Filesタブ > Accessories のアクセサリーも服に近い感覚で装着できる。

ポーズを変える

右上メニューのSceneペインでフィギュアを選択。
左メニューのSmart Contentペインを選択。
Smart Contentペイン > Filesタブ > Poses からポーズを選んでダブルクリック。

Daz: フィギュアのポーズを変更する

「Poses」には顔の表情も含まれます。

Daz: フィギュアの表情を変更する

Environments(環境)

Environments(環境)は主に背景となる建物や地面です。
今まではフィギュアや髪型を選択してからダブルクリックしていましたが、Environmentsは未選択の状態で設置します。

右上メニューのSceneペインが未選択になっているのを確認。選択している場合、余白をクリックすれば解除できる。
左メニューのSmart Contentペインを選択。
Smart Contentペイン > Filesタブ > Environments から配置したい環境をダブルクリック。

Daz: 背景(ドーム)の設定

Props(小物)

Propsは小物です。椅子、壺、ボール、ギター……数多くの小物があります。
これは何かを選択していてもしていなくても呼び出せます。

クイックレンダリング

上部にアイコンがたくさん並んでいる中の一番右、カメラのアイコンをクリックするとレンダリングします。

レンダリングが完了すると、ファイル名の入力が可能になる。
ファイル名を入力、拡張子を選択、保存場所を選択して「Save」で保存。

アイテムのインストール

Daz Studioに付属しているアイテムやDaz 3D SHOPで入手したアイテムは、DAZ Install Managerからダウンロード→インストールするのを強く推奨します。Daz Studioはインストール関係の不具合報告が多い印象がありますので。

    1. Daz 3D SHOPでアイテムを入手
    2. DAZ Install Managerを起動してダウンロード→インストール

DAZ Install Managerの使い方は、まず入手したアイテムは「Ready to Download」に表示されます。入手してリストに表示されただけで、まだダウンロードされていません。
ダウンロードしたいアイテムを選択してからStart Queueをクリック。

ダウンロードされると「Ready to Install」に移動します。インストール待ち状態。
インストールしたいアイテムを選択してからStart Queueをクリック。

インストールされると「Installed」に移動。
ここではアンインストールができます。

インストールの不具合があった場合、フォルダ名に日本語が使われているのが原因である可能性もあります。
ダウンロード場所やインストール場所は、右上のギアアイコンをクリック→Advanced Settingsで変更できます。

Version 4.15.0.2 Pro Edition

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